三段峡を歩く 長淵橋から三段滝へ

時間(分) 名称 補足
15 長淵橋 峡谷の入り口にあたる。この付近には,ホテル売店,公衆トイレ自動販売機などがある。
姉妹滝 2本の細い滝が並んで流れているように見える。
竜ノ口 激しい急流を見ることができる。姉妹滝のすぐ上流側。
赤滝 長淵橋から約1km。遊歩道のそばで,まっ赤な岩肌に水が流れているのですぐにわかる。
20 女夫淵 赤滝から約5分。大小2つの淵を見ることができる。その間にある岩は,下流側から見ると,イヌの顔に見えるという説もある(笑)。
石樋 女夫淵のすぐ上流側にある急流。
(休憩所) 石樋から坂を下って少し行くと,屋根のある休憩所がある。
黒淵わかれ 長淵橋から約2.5kmのところで,遊歩道が2つにわかれる。
このわかれ道をまっすぐに行くと,黒淵荘(簡単な飲食のできる店トイレあり。)への渡し舟乗り場へ着く。渡し舟は,大人1人往復500円(2003年9月7日現在)だが,水面からそびえる岸壁は迫力ある景観である。
右へ行くと,遊歩道は黒淵を越えていく。高いところから見る黒淵は美しいが,急なアップダウンが3回ほどあり,ややハードに感じられるかもしれない。
10 黒淵越え 約10分で黒淵を越える。
15 雌滝・雄滝と小さな滝 黒淵を越えると,遊歩道沿いに小さな滝(仮に「雌滝より下流の滝」とする)がある(長淵橋から約3km)。ここから約1kmにわたって,小さな滝を約10本続けて見ることができる。そして,蛇杉橋に至る。
・雌滝 綺麗な曲線を描いた美しい滝である。(標識あり)
・雄滝 幅広く流れ落ちる姿が,雌滝と対照的である。
・雄滝より上流の滝その2 赤滝よりも岩肌が赤い,小さな滝である。
・雄滝より上流の滝その5 高さのかなりある滝である。
30 蛇杉橋 遊歩道はもっぱら左岸を通るが,ここで遊歩道は右岸に渡る。
南峰橋 ここで遊歩道は左岸に戻る。蛇杉橋との間は,昭和63年の集中豪雨で岩が崩落し,遊歩道が通行できなくなった後,さらに崩落の危険性が残っているために右岸を迂回するようになったものである。
大淵 休憩所と公衆トイレがある。ただし,このトイレはかなり臭いので,ここの休憩所で休憩する気にはならない。蛇杉橋からここまで約10分,ここから水梨駐車場まで約20分。
30 水梨駐車場 国道191号線から林道を経由して,ここに自動車で入ってくることができる(ここの駐車場は,通常有料)。また,三段峡駅前からのマイクロバスの便がある(2009年度の運行は,三段峡駅前発9:40,水梨発14:00,所要時間30分。利用を考える人は,事前に運行会社である「三段峡交通」に確認すること)。ここまで,長淵橋から5.7km。この前後は,勾配がややきつい。
葭ケ原 三段滝のある柴木川と,猿飛・二段滝のある横川川とが合流するところにある,開けた場所。水梨駐車場から約5分。かつてはここに旅館もあったとのこと。現在,飲食のできる店があり,うどんなどの食事ができる。店の外には自動販売機もある。350mlの缶が150円,500mlのPETボトルが200円で少々割高であるが,峡谷内で水分を補給できる貴重な場所である。また,公衆トイレも利用できる。(2003年9月15日現在)
三段滝 葭ケ原から約25分で三段滝に着く。

以上の所要時間等は,2003年9月15日に歩いたときのメモをもとにまとめました。三段峡訪問のときの参考になれば幸いです。なお,この日,天気は晴れ,暑さもかなりやわらいでいる日でした。また,私は三脚をあわせれば10kgを軽く越えるような撮影機材を背負っていました。所要時間等は,この点もお含みおきください。

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