2012年 三段峡紅葉レポート

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●2012年11月03日 三段滝への道

 三段滝を訪れる場合,歩くことに自信のある人は,もっとも下流側の柴木口(旧・三段峡駅前)から三段峡へ入るだろう。もう少しお手軽に三段滝を訪れたい人は,クルマあるいはマイクロバスを使って,水梨口(途中の葭ケ原の近く)から三段峡へ入るだろう。水梨口は,三段滝までの歩く距離がもっとも短く,猿飛や二段滝へのアクセスしやすいので,ここを利用する人がもっとも多いようだ。
 しかし私は,餅ノ木口から三段滝へ向かった。餅ノ木口からの道は,水梨口からの道にくらべて,やや距離が長く,また傾斜が急なところがある。また,葭ケ原にあるようなお店もない。だからやや不便に感じるかもしれないが,こちらのほうが「いかにも峡谷を探検している」気分がちょっとだけ強いので,それなりに楽しいと感じる。なお,三段峡を世に広めたとされる熊南峰氏がはじめて三段滝を訪れたのも,餅ノ木からだということになっている。
 三段滝の展望台から三段滝の上流側へのぼるところが,とくに急傾斜が長いところである。その先にある木はいつもきれいに紅葉しているので,ここを通るときの楽しみの1つとなっている。

Mamiya Universal Press, Mamiya-sekor 100mm F3.5, E100VS (2012/11/03)

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